いつの時代も身長が低いと、男女ともに悩んでいる人は多いようです。

そして、自分が理想としている身長と実際の身長のギャップはかなりあるようです。

ここでは、実身長と理想身長を年代ごとに調べてみました。

また、都市伝説的に広まっている身長を伸ばす運動やサプリ、はたまた迷信的なお祈り等も調べました。

もちろん、それらに係る医学的な見地も合わせてお伝えします。

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日本人、大人の男女、昭和から平成の平均身長(20歳以上)

日本人の平均身長は、戦後、栄養摂取状態が向上し体格も良くなってきました。

二十歳の男女平均身長は、

昭和25年:男性161.5cm 女性150.8cmでした。

20年後の

昭和45年では男性165.9cm 女性154.5cmになります。

そこから20年、

平成2年では、男性171.3cm 女性157.1cmになりました。

平成30年のデータでは男性171.7cm 女性154.9cmです。

男性は161.5 → 165.9 → 171.1 → 171.7

女性は150.8 → 154.5 → 157.1 → 154.9 となっています。

(厚生労働省資料参照)

戦後の食糧不足時から高度経済成長時期、バブル、そして現在までほぼ比例的に身長は伸びているようです。

身長、理想と現実

人々の身長に対する理想は、それぞれの立場によって違います。

男女の違い、スポーツ選手として、またモデルなどのファッションの世界での違い。

ただ単に男の子なら女の子にモテたいとか、女の子なら可愛く見られたいとか、その立場によって変わるものです。

では、ごく一般的なお話として2019年、男性のデータでは、平均171.7cmなのですが、アンケートの回答では、177.0cmは欲しいとの答えでした。

理想と現実では5.2cmも足らないことになりますね。

1、理由としては、周りの男性より目線が低い。

2、178cm位無いと似合うファッションがない。

3、スポーツに有利。

、海外でも小さいと思われたくない。

等、様々な理由がありました。

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高身長を望む理由(男女)

高身長を望む理由は様々です。

スポーツで高身長と言えばバスケットボールが思い浮かびます。

日本のBリーグの平均身長は、190.4cm アメリカMBAは207.6cmです。

高い人は200cmを超えている人も多くいますね。

逆に170cm台の身長で活躍している選手も存在します。

でもやっぱり高いほうが有利なのは間違いなさそうです。

その他では、バレーボールの日本代表男子は190.4cm  ブラジルは198.6cm ロシアは202.8cmでした。

野球だと、2019年日本プロ野球全チームの平均は180.8cm アメリカ大リーグは184.8cmでした。

ピッチャーだけに絞ると数センチ伸びます。

スポーツにもよりますが、やはり高身長のほうが有利なのではないでしょうか?

 

またファッションの世界ではスーパーモデルと言われる彼女達はやはり高身長が多いです。

1990年代、スーパーモデルビッグシックスと言われた6名の超スーパーモデル

 

クラウディア・シファー 180cm

シンディ・クロフォード 175cm

ケイト・モス 170cm

リンダ・エヴァンジェリスタ 176cm

ナオミ・キャンベル 177cm

クリスティー・ターリントン 178cm

 

というそれぞれの身長になっています。

やはり少なくとも170cm以上はありますね。

ただ、日本では以外に小柄な女の子のモデルも多いんです。

特に雑誌のモデルはその読者層に合ったモデルが選ばれます。

ただし、一般的には162cm程度の身長が様々な衣装にも合わせやすく、身長だけでなく体系も重視されるのでそこのところは注意が必要です。

 

身長を伸ばす(種類と医学的根拠

 

人間の身長は遺伝に係る部分が大半です

しかしその遺伝以外のところでもそれなりに努力をすれば少しは伸びるかもしれません。

成長期を過ぎた20歳すぎに身長を伸ばすためにはどのような方法があるのしょうか?

 

食事編

カルシュウムは骨密度を上げて成長を促すことで有名ですが、摂取の仕方が大事です

骨の成長にはタンパク質が必要ですので一緒に取る事が大事です。

またカルシュウム・タンパク質の吸収を高めるため、ビタミンC,D,K,B群、それにマグネシュウムなども同時に取る事が望ましいと言われています。

納豆、食後にフルーツチーズなどを取り混ぜて摂る事が大事です。

ただし、清涼飲料水やお菓子、菓子パンに含まれる白砂糖はビタミン、ミネラルを体内で消費してしまうので注意が必要です

また、冷めた揚げ物の酸化した油も成長の妨げになりますので注意しましょう。

 

運動編

骨は縦の方向に負荷を与え、しっかり休息させれば、その反発で伸びると言う説もあります。

縦への負荷と言っても、歩いたり走ったりジャンプしたりで十分なのです。

ちなみに、ストレッチや“ぶら下がり”は筋肉が伸びるだけですので骨には影響しません

特に中高校生の伸び盛りに、過度な筋トレは身長を伸ばすには逆効果になります。

また、これも運動の部類に入ると思いますが、寝る前のスマホやパソコンは厳禁です。

スマホやパソコンから発せられるブルーライトは人間の脳を活動的にさせます。

人間の成長ホルモンが分泌されるのは身体も脳も眠っている状態の時です。

寝る前にスマホ、パソコンをしていると身体は寝ていても脳は暫くの間、活動している事になるので注意が必要です。

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迷信的な事

20歳を過ぎて成長ホルモンがどんどん少なくなっていき、身長が伸びる要素が無くなってくると、低身長に悩んでいる人はとにかく身長を伸ばしたいと色々試してしまいます。

その中にはほとんど迷信まがいな物も少なくありません。

例えばヨガや、○○式伸身長等々、ネットで検索すると沢山出てきます。

これらは本当に根拠などありません

例えば、足の踵をハンマーで叩けば身長が伸びる、という話も検索で出てきます。

ハンマーでたたく? そんなの怪我しませんか?どれだけの力で叩くのでしょうね。

 

また、ある超有名芸能人の娘がモデルになる際、ちょっとだけ身長が低いためにカカト落としという儀式まがいな運動を日々おこなっていたそうです。

つま先立ちから意識して“ドン!”っと踵を床に落とすそうです。

 

これもハンマーで叩くのと一緒で骨に刺激を与えようと言う事でしょうが、確かに骨への刺激は効果があると言われますが、それは適度な刺激です。

だから普通に歩いたり走ったり、階段を上り下りするだけで十分なのです。

 

医学的アプローチで考える(サプリ等

 

医学的な考え方で大人になってから身長を伸ばそうと考えるならば次のような事になります。

1.カリシュウムやビタミン、たんぱく質など骨に必要な栄養素を取る。

2.質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌を促す。

3.骨、特にかかとに適度な刺激を与える(歩行や階段の上り下りで十分)

4.骨を刺激すると血流もよくなりさらに骨の形成に相乗効果がでます。

で、最終的に身長が伸びると言う事になります。

しかし、医学的には、成長ホルモンの促進が確認されたようなデータは存在しないそうです。

直接、成長ホルモンを促進させる薬剤を注射投与した事例でも確実に身長が伸びたと言う事例は無いそうです。

ですからサプリメントなども意味は無いのかもしれません。

しかし、適度な栄養素を平均的に摂ると言う意味ではよいかもしれません。

 

番外

 

ちょっとこれは、ごまかし? ずるいかもしれませんが、靴!、そう靴です。

踵が高くなったシークレットブーツとかどうでしょうか?

でも、外出先で靴を脱ぐ場面があったら不安だ、なんてこともありますよね。

でもご安心を!最近はシークレットインソールって言う商品もあります。

シリコン素材で自分の踵の下に装着し靴下を履いてしまえばもうわかりません

外部からは見えにくい素材だし柔らかいので歩くのにも邪魔になりません。

これも一つの方法です。

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